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新着情報


牛頭天王座像
本像は、像高約25cmの一木造による小像で、用材は榧(かや)である。榧材による一木造は、平安時代の仏像彫刻にしばしば見られる技法であり、彫刻全体にみられる雰囲気や様式からすると、本像も平安時代後期から鎌倉時代にまでさかのぼる可能性もある。...


牛頭天王座像
本像は、像高約20cmの寄木造による小像である。 小像ながらも玉眼を嵌入するなど精緻な表現が施されている。 体部には、牛頭天王に典型的な赤色ではなく、緑青による緑色の彩色が施されている。 面部の造形には、江戸時代に多く見られる別材の矧ぎ付けではなく、古式の「割り矧ぎ」による...


牛頭天王立像
神将形の牛頭天王の立像。一木造。像高90cm程度。 牛頭部分の耳と角は脱落していたが、それぞれ耳と角に対応する制作当時の穴が開いていたため、古材により追補したもの。 製作年代は不詳だが、中世後期からの牛頭天王像が、ほぼ、明王形、座像、持物が斧・羂索という様式によって製作され...
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