牛頭天王と素戔嗚尊の神学的習合関係牛頭天王と素戔嗚尊の習合関係は、単なる「同一視」や「混同」にとどまらず、その神としての属性についても及んでいた。 以下、近世に残る掛け軸の記載を手掛かりにその神学的習合関係を探る。 津島牛頭天王神号軸 尾張を中心に多くの信仰をあつめた「津島牛頭天王社」の江戸時代の神号軸であ...
【図録】都百景・祇園御旅所大坂の版元、石川屋和助(石和)が企画した「都百景」のうち、梅川東居が作画した「祇園御旅所」の図。幕末の御旅所の風景を活写している。 視点は、西から東を望み、北御旅所(大政所御旅所)を描いている。 祇園祭の期間中かどうかはわからないが、四条通沿いということもあり、人が多くにぎ...